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「SEVENTH HEAVEN vol.7 カナデ」の感想です。ネタバレあり

テーマ:男性声優 - ジャンル:アニメ・コミック

カナデ

やっと落ち着いて聞けました。
森久保祥太郎さんの声は、歌ってるときが一番好きです。
しゃべってると、華があってスパイスの効いた香水みたいな声だと
思ってますが、それが歌いだすと途端に素晴らしく伸びのよい
テノールになって、地声の美しさがお芝居の根底で際立つ気がするからです。

SEVENTH HEAVENの最後を飾る、いい歌声でした。

今回なんだか語尾とか音の高さは薄桜鬼の沖田さんっぽい感じがしました。
でも沖田さんのときより艶っぽい音というか、沖田さんのときはギザギザっとさせてた部分を
カナデではツヤっとさせてる?気がします。


百合の花に囲まれて死にたいと百合園へ向かおうとするけど行き着けない彼女。

「死の先に安らぎを得たいなら」

「僕の機嫌を損ねないように頑張ってね」


「少し遊ぼうか」「君は壊れてしまうだろうけど、まあいっか」

「どこから壊れてみたい? 心? それとも、体?」


  すみません、最近ディアラバ聞きすぎてそういう大きい括りだとは思わず
  うっかり手とか足とかパーツで解体系かと…。  


「体から、壊してもいい?」

「自分じゃ信じられないような声、出させてあげる」

「ヤなの?でも止めてあげないよ」


  わぁ、トリプルご褒美ですか?
  間に入る「ふっふ」っていう短い笑いが、自嘲的な時でさえとっても色っぽいです。


駒を倒すと誰かが死ぬというチェスでゲームをしようというカナデ。

「あまり待たせると」「ほら、どんどん人が死んでいく」


逃げ出したものの結局は戻ってくるしかない彼女。

「罰を与えてあげなきゃね」

「僕がこの手で辱めてあげる」

「どこまで泣かずに耐えていられる?」


雨の日は必ずそばにいるよう告げるカナデ。

  からかうようなキスがまた、振り回し力が高いです。


カナデの部屋で目を覚ました彼女。
待たされて怒っていると言うカナデ。


「どこまでも怖がって、抗えないと知ればいい。」

でも彼女を抱きしめるカナデはどこか苦しそうで。

その様子が気になり、カナデへの恐怖心が薄らぐ彼女。


「そういうコは、一番に殺したくなる」

脅しても動かない彼女に感情の一部を動かされたらしいカナデ。
チェスの駒では誰も死なないとネタを明かして笑う。


「命はそんなに軽いものじゃない」

「だましたままでもよかったけど」

「怖い顔するの、疲れちゃった」


  この辺から声のトーンがちょっと優しくなる感じで。


そして彼女を自室に招くカナデ。
カナデが話す他の死神たちのこと。
イツキが救おうとした幼馴染のこと。


「僕がこの手で罰を与えた」「人間は必ず、死ぬ」

「その定めを前に命は平等なんだ」

「その果てに誰に憎まれたって」


  あれですね。divine providenceというヤツです。  
  もともと死神は神の同業者で、その片棒を担ぐ存在なのでしょうが、
  それは元人間や、人間の感情を残したものには重過ぎるくびきなわけで、
  カナデは元人間というわけではない分、それを全うする。
  けれど人型である分、切なさも勝る、という感じがしました。


「だから、君にももう死んでもらわなきゃ」

彼女の最後の魂を前にその手を取るカナデ。

「僕だからこそ、その苦しみを知らなきゃならない」

「こんな形じゃなく君と出会えていたら、

君と一緒に泣いたり、笑ったり、怒ったり、できたかな」


「どんな力があったら、僕が僕以外の何者であったなら、

この世がどんな世界だったなら、時を惜しむことなく、

君とこうしていられたんだろう。」

  
  ここ、ここです。ここ相当きました。

「僕のために悲しんでくれた、

僕のために微笑んでくれた、たった一人の」



ああー、この曲好きですわ。
BGMも全作通して一番好きかも。
いっそ楽器にヴァージナルとか入れてくれたらもっと好み。
このシリーズの醍醐味であるダミーヘッドソングは
ほんとになんていうか、同じ人が分身してより豪華になる気がしてましたが、
今作の曲はもうかーなーり豪奢です。
台詞自体に奇をてらうようなところはないんですが、
かえってそれが切なく聞こえるんですよねああもういい声だわ。

この歌、多分来月には再生回数3ケタかも。

すごい楽しかったです。
ありがとうございました!




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SEVENTH HEAVEN vol.6 ミントの感想です。ネタバレあり

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ミント

シリーズ全作聞いてます。中でもコレを一番待ってました。
ダミーヘッド鳥海浩輔さん死神よ?
あたりまえ的に待ってましたよ?

vol.5から急にジャケ絵変更とか設定消失とかありましたが
今回はまた流れ変わった?気がします。


とりあえず主人公はいつもどおり死にたい人。
今回は首吊りで。これまたしんどそうな死に方をと思ったら

「最も苦痛の少ない方法を選ぶか」

 って、え!?そうですか!?

 って、この口調、ジャケ絵のキャラとはかなり離れて聞こえますよ?

「毅然とせよ」とか「しかるべき時がくるまで」とか

「この私に裁かれよ」「潔く私の手にかかれ。そして死ね。」

とかって。

ただキャラ絵と切り離してみればこの時代劇的しゃべり方は好きなんです。
鳥海さんで時代劇と言えば薄桜鬼が真っ先に浮かびますが、キャラの性格が
抑揚に出るので私は特にかぶって気になるってことはありませんでした。
 
柊館の図書館で本を手に取っている彼女に、感想を聞かせろと言うミント。

「私につまらん話など聞かせてみろ。

二度と口をきけないようにしてやるぞ。」


どうやってくださるのか期待しそうです。
そして大事な本コレクションの最後のページをシオンに破かれていたようで、
八つ当たりというか、

「その身を挺して私の気を晴らしてみろ。」

「男相手に女が出来ることなどひとつしかないだろう。」

「私の膝に座れ。」


ちょっとした笑い方がかなり色っぽいし、クーデレという単語には
よく合ってると思います。

カナデのいたずらで部屋に戻れなくなり、ミントの部屋にいるしかなくなった彼女。

「私に一切干渉するな」「何か話せ。」

「この際なんでもいい」
のに、

「関係ない、次。」「どうでもいい、次。」「知ってどうする。次。」

そして他の死神たちの素行に対して「万死に値する」

「莫迦は死んでも直らない」
と悪態つくミント。

カナデに惑わされないよう部屋まで送るというミント。
途中、幽霊に怯える彼女をさらにからかって脅すミント。
転んで足を痛めた彼女をおそらく姫抱っこで運ぶミント。

「足は。痛むのか。」「勝手に痛んでいればいい。」

と言いつつ手当てするミント。

「とっととみせろ。」「鬱陶しい。」

って、ややこしいのかカワイイのか分からないよ…!

そして今度はミントが自分の部屋に戻れず、カナデの<遊び>に付き合って
ちょっと彼女を襲ってみたり、ベッドを占領してみたり
結局(あえて時代劇言葉で)同衾してみたり。

「足の怪我が痛まぬように抱いてやる。」

「優しく、愛おしい恋人のように」

「馬鹿者。本気にするな。」
と振り回し…。

いっそ<キス>じゃなくて<口吸い>とか言ってみな。
となぜかこっちのS度が上がってくるのはなぜでしょうか。

足の手当ての礼に花を渡そうとする彼女。

「そんなもの私が愛でると思うのか。」

「言葉のほうがまだましだ。」「始末に困らない。」

「受け取らないと言ったつもりはない。」


最後の機会として彼女を展望塔に連れ出し、かつて人間だったこと、
顔の傷のことを話すミント。

「死神などというものになったのも、

命を捨てたことの罰かもしれない。」


そして満月を明日に控え「惨めに死ぬな」


図書室で死ぬことにした彼女。

「泣いて構わない。」

「おまえは傷つくことなど、何もなかったんだ。」

「おまえは自分の魂を守るだけでよかったんだ。」

「切り捨ててしまえば」

「おまえは私のためだけに命を燃やせ」

「私はおまえを感じていたい」


えろすは控えめなほうが作品に合ってるし、どのみちやることは同じでいやほら、
空気感が乙女系らしくなると思うのでね。これぐらいで個人的には充分です。

「死ぬときは皆、孤独だ。

それをひとりで背負わなければならない。

顔を上げろ。」「誇り高く散れ」


Extraでは「本当は苦しかっただろう。」

「できることなら希望とともに生きていたいと願ったのではないか。」

「おまえは、よくやった。」


この辺のセリフは時代劇口調でもさすがに時代劇には聞こえないというか
違いはすぐ分かります。

が、肝心の歌が~。
ストーリーやキャラとかなり雰囲気が違う曲の気がしました。
曲中のセリフが浮いてしまう劇中歌って…。

vol.5シオンの曲も、若干違う感じの曲を演技の上でそっちからこっちへ転がして繋いでる
ようなところがあったと思いますが、
今回これを演技で繋げというのはムチャブリではないかと。

ただ個人的には鳥海さんのこういうクールな斬りつけ声ってかなーり好きなんです。
冷たく凄んだりガチで脅したりする声がたまらないんです。

総合して今回は、作品としてよりも声フェチとしての楽しみのほうが大きかったので、
そういう人にはイイと思います。

ありがとうございました。




追記です。
拍手くださった方、ありがとうございます。
もうすぐこのシリーズ終わってしまいますね。残念ですが続き楽しみです!
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SEVENTH HEAVEN vol.5 シオンの感想です。ネタバレあり

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シオン

購入してから何だかバタバタした日が続き、やっと落ち着いて聞けました。
いたずらざかりな大型犬の子って感じでした。
或いは中1男子ですかね。
いや、人間なんかには醸せないこのラブリーさはわんこレベル。

ってかなぜここまできてジャケ絵変更?
執事設定どこ行った?


手首を切ろうとした彼女に

「やるならもっと派手にやれよ」

「次の満月の夜まで、おまえは俺のオモチャだ」


柊館では日々せっせといたずらに励むシオン。
彼女にちょっかいかけ突き飛ばされると

「すげぇ痛え、もう死ぬ」「俺、死神なのに死んじゃいそう」

「でも」「キスひとつで治るんだぜ」「させろ」



他の死神たちの不在中、部屋へ侵入し各部屋でやりたい放題。

「この紙に私がやりましたって書け」

本をすり替え、扉を壊し、日記を暴いて破り、トラップにかかってみたり。


二人して隠れたクローゼットで、彼女の魂の匂いに興味を引かれたようで。

「ちょっと舐めてみていい?」

「やっぱ味はわかんないわ」



迷っている魂を口笛で救ったところを彼女に目撃されたと知り
へそを曲げるシオン。

「ダセェと思ってんだろ!?」

「バーカ、バカ、バーカ!」



機嫌直しに行った海辺で砂浜に線引いて<陣地>を主張。
砂の城を波にさらわれ八つ当たり。
波打ち際でバチャバチャして 「スッキリした~」


浜辺で月を見上げながら

「死ななくたって、よかったんじゃねぇの」

「俺はおまえのことなんて、なんとも思ってねぇんだからな」

「バーカ」


  なんですかこのあざといほどのラブリーさは。計算?計算ですか?


そして迎える満月の夜。

「とっとと歌ってほしいか?俺に」

「その前に、おまえの魂見せろ」

「ちょっと舐めたぐらいで、なに目閉じてんだよ」


「最後ぐらい、おまえの知らないおまえを、

俺に見せろ」


  鈴木達央さんいつもながらお見事なリップ音で…。
  しかも長い!長いよ!
  この辺のエロさはさすがに中1でもわんこでもありませんが
  それなりに直情的な熱さがあり、彼女を振り回そうなんて気は
  まったくないのがよくわかるエロさです。

「あの世で寂しくないように、しっかり俺の顔見とけよ」

「もう泣くなよ」


  むしろ彼のほうが泣きそうです。

今回の曲は中の人には珍しいぐらい(私が知らないだけかもしれませんが)
キーが高くて意外でした。

そして歌を聞いて思いました。
死神というのは、ある意味では聖職者なんじゃないかと。

思ったというより思わされた感があって、
穿ちすぎかもしれませんが、シオンは自分のスタンスをそういう風な、
苦しむ人を楽にしてあげる聖職としてとらえ、務めながら、
逝ってしまった彼女を前に、

「死んだら、もう何にもできねぇってよく分かったろ」

「めんどくせぇ」「消えちまえ」


と驚くほど素直に泣き叫ぶ。

それは死を選ぶ人を前にして、生かす道を示せない自分へのジレンマ
みたいなのがあるんじゃないでしょうか。

飽くまで個人的な感想ですが、総合して
これまでのSEVENTH HEAVENの世界観はジャケ絵・設定とは関わりなく、
まったく変わっていない。ような気がしました。

歌もキャラも好きですし、楽しめました。
ありがとうございました。



追記です。
拍手くださった方、ありがとうございます。
鈴木達央さんカッコイイですよね!



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プロフィール

シカピ

Author:シカピ
数年前、とある美声にひと耳惚れし、
そのまま声フェチに、そして
ヤンデレに行き着きました。
同じ道を通った人、いますか?

真冬以外は年中花粉症です。

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