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「月蝕のエゴイスト-愛しすぎて壊したい- ~緋色の空~」の感想です。ネタバレあり

テーマ:男性声優 - ジャンル:アニメ・コミック

月蝕のエゴイスト-緋色の空-

あああああやっぱり28~30日発売が多すぎる!
指もお金も足りなくなります!!

でも前作が大好きだったコレを真っ先に聴きました!

先に言ってしまいます。すみません!!白濁の空のほうが好きです!
あの根暗いところと、歪みさ加減、人としてどうだろうなところが!
結構な自分勝手さだった玄音さまとちがって、逸聖イッセイさんはすごく真面目で
真っ当ないい人なんです。
なのに本当にすまない!!原因よりも大きく歪んだ玄音様のほうが
気になって、惹かれてしまうんです!!


今作は大正時代のカフェのお話

語りを始める壽太ジュッタさん(藤原祐規さん)は前作と同じく主人公の、
幼くして亡くなった双子の兄だそうです。
重さや悲愴感が微塵もない語りが、生後間もなく亡くなった設定を
よりリアルにしてると思います。
生まれたてなら、そもそもこの世に思うところがなくて普通でしょうから。

華族の子で政治家一家のブラックシープな逸聖さん(下野紘さん)は
カフェのオーナーでシェフですが、メインは洋菓子作りのようです。
「この香りどう思う?」
と自信作のフレーバーティーを従業員のアキトくんに聞かせながらも材料は、
「秘密」 で
「逸聖さんは焦らすのが好き」 なんだそうです。
  そうですか。毎日のように恋文が届く美貌の逸聖さんは
  焦らすのがお好きですか。

そこのお客として1人で入店した学生の彼女。
おすすめフレーバーティーのオーダーを運んだ逸聖さん。
それがクチナシの香りだと当てた彼女に揺らめく逸聖さん。
  クチナシって(カラーにも)たまーにシャウエッセンサイズの芋虫がいて
  ヒイィッ!!ってなります。

そこで体調が悪い彼女が倒れてしまうのは、前作と同じパターンです。
試験中で睡眠食事がとれていなかったという彼女。
「何か甘いものを口に入れたほうが」
  いや、むしろゴハン食べてないときはガッツリ塩系お願いします。
店名サモワールの由来を話しながらロシアンティーを入れてくれる逸聖さん。
「車が来ましたよ」
  って、あら、帰すの?いいの?帰すのね?[壁]_・。)チラッ←キモチワルイ…。

誘われたままに再び店を訪れ新メニューのカスタードプティングをいただく彼女。
そこに、もんっのすごっっく文字通りの、この単語も日常会話ではじめて
使います<チンピラ>が・・・
「あらまー、やらかい腕やなぁー」
  きたよきたよ関東系創作関西弁が。わりと嫌いじゃないですよ。
  極道の妻たちっぽいアレ。
彼女を庇ってチンピラ追い出す逸聖さん。
  なんてステキな低音ですか・・・。
そして手に怪我をした逸聖さん。病院の帰りに夕日がきれいな土手で彼女と一休み。
「小さい頃から」「家が窮屈でたまらなかった」

と、いつも優秀なお兄さん(現在政治家)と比較された子供時代を語る逸聖さん。
  それ、お兄さんはお兄さんでそれなりに色々あったと思いますよ~。
彼の料理が好きだという彼女に、自身の存在価値を求めてしまう逸聖さん。
  はいそこ病みの出発点~。

緋色の夕焼けとともに逸聖さんの心に差し、広がって満ちる緋い愛情。
 そんな感情の流れがとてもよく出てて、染み入るような語り口です。
「キス、してもいい?」「まだ、唇にはしないから」
  さすが焦らすのがお好きな逸聖さんですね~。
  
手の怪我が治るまで、学校が休みの間、逸聖さんの店を手伝うと申し出る彼女。
「恋するおまえの世界はきっと薔薇色なんだろう」
と妹を応援する故・兄。
  だああああ~~、いいですよね~~~、薔薇色の世界。あ~あ。あ~あ!

閉店後の店で生クリームの泡立て方を習う彼女。
  混ぜてる音はするんですが・・・ちっがーーう!!
  生クリームをなめるんじゃない!!その程度の混ぜで角が立つとでも思うてか!!
  ハンドミキサーがないときのあの苦労を、いや、やめときます。
  目的はそっちじゃないしね。
そしてお互いに指ですくったクリームを味見しあう薔薇色のお二人。
「もうちょとだけ、味見させて。」
「君のことが好きだ」

  そのストレートな告白は生クリームのように甘く白く・・・。

ある日、彼女のために作ったスフレで、彼女の苦手が胡桃だと知る逸聖さん。
でもおいしいから食べるという彼女。
「こんなもの、食べなくたっていい!」
「君が喜ぶ顔が見たかっただけなんだ」

  頭ではお互い悪くないと分かってても、落胆してしまう自分の始末が
  つかないってこともありますよね。
  
後日、そのお詫びにと彼の先輩が運営するレストランに連れてってくれる逸聖さん。
「デザートのチーズケーキ、胡桃入ってたけど、
気づかなかった?」
「僕のケーキとどっちがおいしい?」

  自分で連れて行ってそりゃないよ逸聖さん?

自分の店に戻ってお茶をいれ、お土産にもらったベリーのムースを
彼女に食べさせる彼。
「先輩の作ったカスタードクリーム。それにジャム。」
「どっちがおいしいかちゃんと教えてくれなくちゃ。」

  病み声きたーーー!!
「この喉を他のやつが作った料理が通ったかと思うと、
僕は許せないな」

  細かいなそこ!!繊細さがイイ感じに裏目に出てますね~。
「もう、僕が作るもの以外、食べちゃだめだよ」
  この台詞、なんかヤンエロあたりで聴いたような・・あのゴツくてカワイイ声で。
  もう本気の<指きりげんまん>はヤンデレのお約束なんですか?
  
月齢とともに力を失っていく故・兄。
上海で小学校の教師になるという彼女の夢を知り、激昂する逸聖さん。
「僕の側にいるのが君の将来でしょ」
煮ていたベリージャムをひっくり返し、
「何で逃げるんだよ」「残さず、全部舐めて」
  って鍋1杯分ですか!?ムリムリムリムリ!!

そこから出火し一気に燃え上がる炎。倒れた柱の下敷きになって動けない二人。
  火の回り速っっ!!音速ですがな!!
そのまま彼女と死ぬのもいいかと考えてしまう逸聖さん。
「このまま天国に行けば」「君と二人だけに」
  いやまず地獄でナガサコさんっぽい閻魔さま&鬼灯さまに面会を・・・。

「君は」「僕を暗闇から救い出してくれた」
そんな彼女を死なせるわけにはいかないと、まさに火事場の馬鹿力。
  ここの声すごいです。多分紙しか手に持ってない状態で
  よくここまで声に力が乗るものですね。
最後まで助けを求めて響く絶叫。
  <誰か助けて>って叫ぶことは人生の中でそうないでしょうから
  まさに自分の中から引っ張り出すしかないんですよねこの声。すごいわ。
  
そして最終トラック、彼女が教師として赴任した場所で、入ったその店は。
「いらっしゃいませ。ずっと、お待ちしていました。」
  先回りして開店!?
  ある意味では凄まじいまでのストーカー根性ですよ!?
  そんな穏やかなすっきりした声で、何だかハッピーエンド風に待ち伏せとは、
  大技ですね。


最後に残ったのは火事の中の絶叫と、すっごい美麗なジャケ絵です。
今回のはいつもの下野さんのゴツさとカワイさの合わせ技に、しなやかなツヤで
情感を加える感じがステキでした!
故・兄の藤原さんは軽やかなトーンでカドがなくて聴きやすかったです。

さ、次は4色の支配者第2章を聴きます!
主にツッコミばっかりの感想になってしまいましたが。(←いつもそう。)
ありがとうございました!!



拍手くださった方、ありがとうございます!
いつもながら聞く側をブンブン振り回してくれるイイ声ですよね~!


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「月蝕のエゴイスト-愛しすぎて壊したい- ~白濁の空~」の感想です。ネタバレあり

テーマ:男性声優 - ジャンル:アニメ・コミック

月蝕のエゴイスト1


30日発売が多すぎる!!
色々と書きたいのに、今だけ指があと6本ぐらい余分に欲しいです!
とりあえず4枚届いたうちのコレを真っ先に聞きました。
というのも、これは公式HPも見ず視聴も何もせず、言ってしまえば
amazonの類似品紹介に勧められるままカートに入れてしまったから・・・。
でも結果ヤバイこれ好きすぎて倒れそう・・!!!
なので今日はもう寝ません!ゴールデンウィークとか何の関係もない
仕事ですが!多分1日ぐらい大丈夫!



ちょうど1時間ぐらいで、藤原玄音(フジワラハルネ)は鳥海浩輔さん、
玉衝(タマヨリ)は増田俊樹さん。あと子供時代の人とお付の人がいます。

オープニング「姉上」と呼びかける玉衝は2年前に子供のまま亡くなった
主人公の弟だそうです。
この語りがすっごい雰囲気があって一気に引き込まれました。

そして玄音は宮廷楽師で「心を操る摩訶不思議な力をもつ」
従者が絶賛する笛の音は、病気快癒の効果があるほどだそうです。

幼い頃に父親を亡くし、その後の母親の再婚がトラウマになった玄音。
  あ~、仕方ないんですけどねー、近親者の性は子供に嫌悪を
  起こさせるからねぇ。
母に望まれ楽師の義父に認められるよう笛を頑張った玄音。
けれど再婚相手の子供を生んで亡くなってしまった母。
「やっと私に向けられた微笑み」
「聞こえていますか。私の魂の、この笛の音が」

  遺体に手向ける言葉には、痛みと恨みと思慕とが混じった
  名状しがたい感情が込められてます。病みの元がよく見えてすごいです。

その母の墓所で主人公は玄音に出会う。
墓所で倒れた彼女を屋敷へ運んで世話をしてくれた玄音。
彼女は薫物(たきもの)師の弟子だそうです。

その彼女を亡くなった母に重ね合わせて看病する玄音。
少し回復しはじめ、薫物の香材を探して外で冷えた
彼女を抱きしめて暖め、自室用の調香を頼む玄音。
「姉上?」「もしかして玄音さんのことを…」

玄音の笛に魅せられた彼女に
「あれは地獄の調べだ」という玄音。
  病気をも治せる笛の音は、奏でる本人にとっては
  その反作用の方が大きいようで。それにしても<物狂い>とは、
  情緒と闇を併せ持つ何とも趣のある言葉ですね。
その笛を習いたいという彼女。
「特別に手ほどきしてやる」
「そんな脚では力が入らない」「もっと広げろ」

  手本とか見せてもらっても無理ですから!!
  その距離で喋られちゃ何にも手につきゃしませんから!!
指が冷たいから揉み解せとか、私の唇に触れてみろとか、
あげく唇が乾いてるとか
「自分でできないのなら、私が、濡らしてやる」とか!!!

彼女の見舞いに来た薫物の師匠を見て不機嫌になる玄音。
後日、再び彼女を訪ねた師匠に怒りをぶつける玄音。
「出て行け」
「私の許しなしに誰とも会うんじゃない」


彼女の診療にきた薬師を追い返し
「もうこの部屋から一歩たりとも出ることは許さぬ。」
「いっそ羽ごともいでやろうか」「こうして」

  なんか<ミシッ>って音してるーーー!!!
  病み楽師ナニやったーーーー!!!???

「弟の墓に行きたい?」「許さん」
「私が、深く傷ついているだと?」

  そうなんですよねぇ、トラウマの人に同情を寄せるのは
  あんまり上策ではないんですよねぇ。
  巻き込まれるだけで誰も浮かばれないパターンが多いから・・・。

「姉上」「ごめんね。何もできなくて」
  玉衝のセリフが笛に混じって非常に切なく響きます。

彼女の具合が悪いからと従者が独断で呼んだ薬師から
奪うように彼女を連れ去る玄音。
「私の部屋から出るなと言ったろう!」
「もう一人では歩けぬ身体になったというのに」

  だから病み楽師ナニやったーーーー!!!???
勝手に動けないように彼女を縛り上げさらに猿轡で口封じ。
「私もおまえも、もうどこにも行けない」

翌朝、目覚めた彼女に追い打ちかける玄音。
「おまえの体はもう動かない」「口もきけない」
「心配しなくていい。じき慣れるだろう。」


笛の音に魂を縛られ人形のようになってしまう彼女。
「おや、心臓がまだ動いているようだ…」
「さぁ、息を止めて」

  これヤバイやつなっしーーーーー!!!
  雷雨のSEがこれほど効果的な情景も珍しいってぐらい合ってます!

月齢とともに力を取り戻し、彼女に語りかける玉衝。
「逃げて、姉上」
「これ以上そこにいたら死んでしまう!」
「まだここに来ちゃだめだよ!」

  この弟の必死な半泣き声がまた。

命をもって愛を体現した彼女に、命でもって笛を吹き
その魂を呼び戻そうとする玄音。
「永遠なんて、欲しくない…!」
  あコレ無理!もう無理!!もう泣く!!


あああああああこれそうとう大好きですわ。
雅と病みと美声と月光・・・
儚く幽けき闇の調べに月光のごとく降り注ぐ愛。
最近の中では買ってよかった感が最強でした!!
次回作も期待してます!
ありがとうございました!!!

さぁーあ次は4色の支配者~~~♪



拍手くださった方、ありがとうございます!
いつもながら眩暈がするようなイイ声と繊細な表現ですよねー。




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プロフィール

シカピ

Author:シカピ
数年前、とある美声にひと耳惚れし、
そのまま声フェチに、そして
ヤンデレに行き着きました。
同じ道を通った人、いますか?

真冬以外は年中花粉症です。

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