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「そこは狂った夢の淵」の感想です。ネタバレ

テーマ:乙女系CD - ジャンル:サブカル

そこは狂った夢の淵

Operettaレーベル「そこは狂った夢の淵」です。
同レーベル「その愛は病にいたる」と同じライターさん作で、内容に
<片方だけ聴いても問題はないけど気になって聴いてみたくなる>程度の
つながりがあります。(後で気づきました同じ作家さんじゃなかったです。)
キャストが三楽章さんで、お名前は知ってましたが声は初めて聴きました。
なめらかで聴きやすい感じの柔らかいイイ声ですね~。


ネタさらっといきます。

幼い頃に間宮家に引き取られたヒロイン(現在大学生)は、面倒見のよい
義兄・定継(社会人)との淫夢に悩んでます。

美人な彼女は痴漢被害もしょっちゅうで、両親が長期海外旅行で不在の今
定継は過保護なほどに彼女の世話を焼いています。

幼い彼女を引き取った定継の祖父は、何でもできて人生が面白くない
あまり刺激を求めて荒れていた定継にあえて幼女の世話をさせ、彼女の
思いやりによって自身に芽生えた愛情で更生した定継は、間宮の定め
ともいえる強い執着を彼女に抱いて成長したようです。

「クズ同士協力し合おう」という友人・春人と定継の怪しげな通話。
「身近な人のことで悩んでいる」という従兄弟の叶衛に定継があげた睡眠薬。

「その愛は病にいたる」と時期的にリンクしてますね。

定継と友人達との飲み会に参加したいという彼女に、自分と同じクズ
ばかりの集まりに参加させられないと止める定継。
「春人は頭がおかしい」とか「アキラは危険だ」と話す定継。

アキラというのは「その愛は~」には出ていない名前だと思いますが
次回作への布石でしょうか?(←過去作でした。)

勉強会と偽って彼女が合コンに行ったことを知り、彼女の帰宅を待ち伏せて
怒る定継。彼女の恋愛に極端に否定的な反応を見せつつ、自分自身でも
その異様さに気づいてはいるが一切抑制する気はないようで、毎晩
彼女に眠剤を盛っていろいろしては撮影している定継。その行為はついに
一線を越え、彼女もさすがに目を覚ましますが彼は全くやめる気はなく。
彼女の涙を見るとイキそうになると囁く声はなかなかの病みっぷりです。


ここからディスク2枚目です。

効きすぎた睡眠薬とショックのあまり意識をなくした彼女が、翌日
いつのまにか入浴や着替え・化粧までされ大学へ向かう車内で目覚め
ると、定継は彼女への劣情に悩み自殺まで考えた過去を告白し
彼の中でいろいろなことが歪み始めた日を語ります。

そして吹っ切れた彼は遠慮なく彼女を束縛し…。
「死にたくなったら殺してやる」とか「中で出されたくなかったら愛してると
10回言え」とか「そんなに相思相愛なら出してもいいだろう」とか
「一生縛り付けてやる」など散々な感じでした。



ああああでもスミマセン!!前作「その愛は~」がよすぎて自分の中で
ハードル上げすぎてたのかヤンデレとしては充分楽しいのにもうちょっと
インパクトが薄かったんです…!

あと個人的にはBGMいらない派なんで、作中ほぼずーーっと何かしらの
BGMが流れ続けるのがちょっと疲れました。
って言ってる割には楽しみましたが。



ちなみに「その愛は病にいたる」はシナリオにひねりがあって好きです。
こっちも内容ネタバレます。
その愛は病にいたる

幼い頃に誘拐された経験を持つヒロイン。高校生になった彼女の元に
度々届けられる怪文書。子供の落書きのようにも見えるその手紙に
彼女の幼馴染であり彼女に強い執着を持つ叶衛は焦りをつのらせ、
2人のよき相談相手である従兄弟の春人に彼女を守りたいと協力を仰ぐ。
が、怪文書も彼女の過去の誘拐事件も、知らずに追い詰められた彼女が自ら
春人の手に落ちるのを目論んだ春人の自作自演であり、睡眠薬まで使って
でも彼女を奪われたくないと苦しんだ叶衛を出し抜き、春人は彼女の略取に
成功する。


というものなんですが、前半は叶衛(cv.紀之さん)がそこそこ病んで後半に
真打ち春人(cv.佐和真中さん)が、がっっつりヤンデレるというステキな構成
です。
更には子供の頃に両親が自殺した春人の何を手に入れても埋まらない孤独と、
それを束の間でも忘れさせてくれた年下の従兄弟、そして彼女を家族に
したいと願う気持ちが下敷きになった病み。

何ができても手に入らない、誰もが当たり前に持っているものだけが
そろわない、と叫ぶ佐和さんの演技が圧倒的な印象を持っていて、
バッドエンドの最終トラックで、開けてはいけないと春人に言われていた青い
扉の部屋に飾られていた誘拐事件当時の写真に、逃げ出す彼女を
組み敷いて笑う声はまさにヤンデレの真骨頂だったと思っています。


それとこれ。
彼女が失踪した理由3
コレもここ何ヶ月かの間に聴いたヤンデレの中では相当強力なシナリオ
でしたので、またそのうち感想書きたいです。



ありがとうございました。



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「ミッドナイトキョンシー第壱ノ封印 冥々」の感想です。ネタバレ

テーマ:乙女系CD - ジャンル:サブカル

キョンシー1


カレに死ぬまで愛されるCD「ミッドナイトキョンシー」第壱ノ封印 冥々です。
Rejetレーベルで吸血ものといえばディアラバですが、こちらも近藤隆さんで
視聴でやっぱりスバルくんっぽい感じかな~と思いつつ聴いてみました。

オープニング。墓石を崩して出てくる冥々。
ヒロインの学校に転入してきた6人のかっこいいキョンシーたち。

1作目の今回のストーリーは設定の紹介がほとんどです。

★キョンシーは4千年前から道士たちと戦っている。
★封印されたキョンシーは百年に一度、道士がお札を貼り変えないと
 復活してしまう。
★ヒロインは冥々を封印した道士の家系最後の生き残りで、冥々には
 恨まれている。
★キョンシーは道士の血を求めずにいられず、道士の所在はにおいで
 追跡できる。
★一度キョンシーに血を吸われた道士はその快感の虜になり、時々
 血を吸われないと倒れる。
★血を吸われた道士は、繰り返し吸血されるうちに死んでキョンシーの
 仲間になる。

道士の家系最後の生き残りである彼女が、百年目のその日、お札を
貼らなかったせいで復活してしまった冥々。
早速彼女を見つけ出し、吸血したり勝負を挑んだりしてみるけれど、
彼女の天然っぷりに次第に毒気を抜かれ、ちょっとほだされる感じで
彼女を棺桶に引き込んで血を吸ってる。
ところで今作は終わったので、
話は第弐ノ封印に続いていくようです。

でもやっぱりディアラバの印象が強いので、私には<ちょっと若返って元気
に明るくなったスバルくん>に聞こえました。むしろ設定以外何が違うのか
分からないというか、冥々に苗字があったら逆巻に違いないと思うほどに。

ただ気になるのは彼女が死んで仲間になるのかどうかってところでしょうか。
タイトルに「死ぬまで」って入ってることですし。
こちらのヒロインちゃんはかなり、なんと言いますか、良く言えば素直で善良、
悪く言えば幼稚でおバカな子のようで。
彼女が今後の流れを左右できるとは思えない雰囲気ですので、どちらかと
いうと「ミッドナイトキョンシー」は声フェチとして楽しむ感じでしょうか。

いやでももし彼女が実は作りこみ天然キャラの腹黒悪女なら逆に面白く
なりそうですが。シチュCDで女から見てかっこいい悪女ヒロインって
聞いたことがないので、一見おバカな彼女に油断してたら最後まとめて
一網打尽に封印されたり…ってそんなことないですよね。

キョンシーといえばかなり昔にその手の作品が流行ってた時代があった
気がしますが全く見たことがないので、何かの本で読んだのは
「旅先で亡くなった人の遺体を故郷に帰したいが、経済的に棺を買って
葬列をできない人の依頼で、道士が遺体に自分自身で歩かせた術」
ってぐらいですかね。

ああ~でもやっぱりイイ声…。むしろ個人的には明るいスバルくんとして
聴くほうが楽しい気がしました。
それと今回はキャストトークで「お墓の雑学を教えてください」とか「何も
見ないでパンダの絵を描いて下さい」
とか、聴いてるこちらまで
えっ!?ってなるムチャブリがあって楽しかったです。
しかもその絵がブックレットに載るわけでもないという。

第弐ノ封印はディアラバにも、もう1コの吸血もの「月夜叉」にも出てない
高橋直純さんなので、一応聴いてはみたいです。
こちらもムチャブリされるんでしょうか?


ありがとうございました。



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「陰陽師幻夜録-我が掌で眠れ vol.1 熾月」の感想です。ネタ全部バレ

テーマ:乙女系CD - ジャンル:サブカル

我が掌で眠れ1

貴女の日常を終わらせるCD「-陰陽師幻夜録-我が掌で眠れ」vol.1熾月
タイトルが長いのでディスクケースの背表紙の文字が小さいです。
Rejetレーベルの新シリーズ「陰陽師幻夜録」第1弾でキャストが
下野紘さんです。いつもながら可愛いのにゴツゴツもできるイイ声…


ネタです。2枚組一気にいきます。

踏み切り近くの交通事故現場に居合わせたヒロイン。
「仕事」でそこにいたというクラスメイトの熾月は彼女の顔も名前もよく
覚えていなかった模様。
「事故処理の邪魔だから早く帰れ」と言われるも、警察や消防がいないことに
違和感を感じて気にしていると、踏切内に立ち尽くす怪しい人影を目撃。
しかも電車が通過したあとにも、人影は微動だにせずそこに居る。
その人影=怨霊は彼女が助けようと動いたせいで彼女の存在に気づいた
と熾月が言う。
その瞬間、歩道の敷石が舞い上がり、落ちてきた瓦礫から彼女を救った
熾月は、さらに動けない彼女の金縛りを呪(シュ)を込めたキスで解放して
その場から逃がす。

  そのキスは必要なのか?と思いましたが乙女系なので必要ですね。

病院に運ばれた彼女を、自身もケガを負いつつ訪ねた熾月は
彼女のせいで怨霊を消滅させられず取り逃がしたので、責任を取って
協力し道具になれと言霊縛りを彼女に課す。
その約束と引き換えに、今彼女の身にある霊障を取り除いてやろうと
彼女に馬乗りに…。

  それも乙女系でなければ必要なさそうですよね。

翌日から図書室で資料調査を手伝わせる熾月。
彼が陰陽師としての仕事で手がけた事件も多く資料にあり、関わった
怨霊の魂は消滅させるので輪廻から外れて完全に消え去ると知った
彼女。残酷ではあるが生きている者を優先させるべきという考えからだ
という熾月。

  彼女の髪がきれいなのでそれを使ってまたぎと呼ばれる式神を
  作りたいそうですが、近い!無駄に近い!
  いやそれより何より生きた女の髪に触ることがないって熾月くんが
  気の毒すぎる…!

そんなところへも襲いくる怨霊。手早く片付ける熾月。
資料調査は図書室に巣食う怨霊を始末するための時間つぶしだったとか。
踏み切りの件とは別の事件で彼女を囮にしてみたそうで。


踏み切りの事件に進展があったと熾月の家でネットニュースを調べ
させる彼。
酔って凍死体で発見された女性と、残された子供の餓死。
怨霊の元はその女であり、子供の出生届は出ていなかったらしい。
愛はフィクションの中にしかない、怨霊はさっさと消滅させるべきだという熾月。
彼女の甘さを咎め、言霊で縛って乙女系らしく脅してみたり。

  ああ…なんてイイ声なんだ…。
  まだ学生なのに過去に何かあったんですかね熾月くん。
  しかも縛りを解くのにまた何かと理屈をつけてキス使ってますね。

踏み切りで取り逃がした怨霊をひと気のない公園で探す2人。
けれどひと気なくても、そこには亡くなったことに未だ気づかない
子供達の霊が。
彼らを巻き込むのを嫌がった彼女の希望に沿って、体力と精神力を消耗
しながらもセーブしてくれた熾月。
消滅させた怨霊から流れ込んだ思念に感傷を覚えたのは2人とも同じ
だったようで。

後日、彼女を学校で呼び出した熾月。彼女に霊障が残らなかったかと
気遣い祓いをしてくれる。

  というか触診って…その単語、学生のセリフじゃないですよ?

パトロールがてら2人で歩く休日にまで学生服でいる熾月に、
パトロールがてら立ち入った店で彼に服を見立てる彼女。
場違いな空気感をイヤがりつつ、陰陽師になってなければそんな場所も
楽しめたかもという熾月。

  いよいよ気の毒ですね熾月くん。思えばその職業、履歴書にも書けない
  怪しさですもんね。
  さらにツンデレ発動でかわいくなるほどに気の毒さが増すというか…。

その日、彼女の両親が旅行でいないと知り、彼女に問われるまま
子供の時に、自殺した実母の霊を祓ったと話す熾月。
我知らずひと形を使役し、それを母に話した翌日、自殺した憑き物筋の
母は怨霊となって彼の前に現れ、それを我知らず祓ったという。

話の最中、急に倒れた彼女の霊障を心配し、家まで運んでくれた熾月。
声が出せなくなっている彼女からデコ経由の思考転写で状態を聞き出そう
とすると、実は霊障+風邪だったらしい彼女に、静かに素直に今の気持ちを
話す熾月。

  あたりまえですがお母さんのことがあって、色々信じられなく
  なってたようで…やっぱり熾月くんが一番気の毒ですね。

さらに公園で消し去った怨霊の、餓死した子供が今度は怨霊となって
現れたもよう。けれど逃げ去った子供の霊こそが、彼女の霊障の原因だと
言い、消滅ではなく成仏させてほしいという彼女に、自分はそこまでできた
人間じゃないと答える熾月。できた人間じゃないから、死者を彼女より優先
させることはできないと。
初めて呪(シュ)ではなく、気持ちのままにキスする2人。

  って熾月くん今まで散々愛なんてマボロシみたいなこと言ってたのに
  やったら慣れたリップ音って、マボロシでもそれなりに色々あったんだ?

けれど彼女から離れようとした時、怨霊は彼女に憑いて攻撃を始める。
これまでに彼女の穢れを肩代わりしていたことが裏目に出た熾月。
九字も切れないでは本気で殺されかねないと覚悟するも、消滅した母親の
霊に子を愛する気持ちは確かにあったのだと伝えることで、子供の霊は
納得したらしい。
霊は無事に成仏したものの、死にかけて入院していた熾月を訪ねる彼女。
赤い顔で寝たふりをする熾月。
改めての気持ちを込めた告白に、キスで答える彼女。


タワレコ特典は付き合い始めた2人の日常で、放課後の校内、
美術の製作作業で居残りしていた彼女を待ちつつ熾月も陶芸に挑戦。
学校に焼成用の電気窯まであるのか…。そして2人でロクロまわしつつって
これ昔の映画ゴーストであったシーンですね。
恋愛映画の名シーンっていつの時代にもありますよね。
タイタニックの舳先とか、ゴーストのロクロまわしとか、もっと昔だと
アンナ・カレーニナで汽車から駆け下りて抱き合うシーンとか。

キャストトークではご本人も霊的なものや輪廻を信じるほうだとお話でした。


本編に出てたいくつかの呪文を聞いただけでも、観音経っぽいのや真言密教
っぽいのやら道教っぽいのと、昔に陰陽道をちょっと研究してみたことが
ありますが、ほんとに日本の陰陽道って色んなルーツから混ざりに混ざって
もう何が本来なのか分からなくなってますよね。
なかなかスペクタクルな感じで面白かったです!
ありがとうございました!




以降は「霊的なもの」で思い出しただけの、感想と関係ない話になります。
ちょっと怖いかもしれない(というか主に自分が怖かっただけの)話なので
興味ない方はスルーして下さい。


うちの職場はホラースポットで、足音や物音は日常茶飯事、職場の人は
特に遅番では全員が体験済みです。
私も何度か、というか10回以上見たことがあります。そしてあの場所にいる
時だけなぜか、何年前に何歳で何で亡くなった人なのか大体分かります。

社員の中に一人、そういうホラーっぽいのがものすごく苦手な人がいます。
ある日、消灯後の退勤時に、別の男性社員がその人をからかって、
あそこにオバケがいる、アンタの彼氏じゃないの、みたいな事を言いました。
むしろアンタがその人のこと好きなんじゃないのというツッコミは置いといて、
その男性社員が指差した先に、たまたま本物が居ました。

かなり背が高くて顎が尖るほど痩せてやつれた姿だったので、病気でかなり
しんどい亡くなり方をしているのはすぐ分かりました。
そういう時、理由は分かりませんが、なぜか元から知ってたことのように
相手の情報が頭の中にあるんです。
(当時)10年前に28歳で癌で亡くなった方でした。すごく背が高いなと思ったと
同時に、元気だったころには社会人のチームでバスケをやってた画像が
頭にありました。

そして、ものすごく強く、死にたくなかったという気持ちがありました。
にもかかわらず死んでしまった無念さ、同時に、生きてる者にお化けと
呼ばれた悔しさ、死者を茶化したようなその言い草に言いようのない
イラっと感を、その人が感じていることを知りました。
同じ人間が、死んだだけで化け物扱いかって感じで。

そして次の瞬間、なぜか急にすごい怖くなって、同時にグレーの小さめの
ワゴン車の後姿が頭に浮かびました。
早送りみたいな、三角が2コ並んだマークのついてる車で、意味が分からず
?と思っただけでした。でもその死者の怒りの矛先が自分に向くことを恐れ、
私は気づかないふりをして黙っていました。

3日後、同じ時刻の退勤時に、グレーの小さめワゴン車が走ってるのを
見ました。頭の中で見た画像と同じ車で、早送りマークではなく、三角の
したに足がついたワゴンRのロゴでした。
あの死者がいたあの日のあの時間、あの車が近くを走ってたんだろう。
あの死者の怒りがもう少し強ければ、或いはもう少し性格がきつかったら、
男性社員の車は帰宅途中にそのワゴンRと何かしらの事故を起こして
いただろう。と気づいた瞬間、あの時急に怖くなったのは、あの死者の悪意
を感じたせいだと分かりました。

同時に、身勝手ながら気づいてないふりをしてよかったと思いました。
もし自分が死んでたとして何か言いたいことがあったら、気づいてない
人より気づいてる人のほうに行くと思うからです。
言ってしまえば、男性社員のせいで巻き込まれるところだった、という
感覚でした。

でもその悪意は、ある意味その男性社員の言動による当然の反応だと
思いました。人間は生きてても死んでても性格は変わらないと思いますが、
ひとつだけ違うのは、死んでしまったら何をしても警察に捕まることも
なければバレることもない、ということだと思います。
それだと犯罪に走る確率は格段に高くなると思うし、死にたくて死んだ人は
いないから、あまりうかつなことは言わないほうがいいと心底思いました。

たとえばそこに立っていたのが自分の亡くなった祖父母や友人だったら、
誰かがお化けと怖がったら、あれうちの婆さんでお化けじゃないから
大丈夫って言うと思います。なのでどの人も、誰かの祖父母だったり
子供だったり配偶者なのだと思うと、お化けという呼び名そのものが
何となくしっくりこない気もします。

そういう観点で見ると、作中の怨霊が何ゆえ怨霊化したのか腑に落ちない
部分も多少ありますが、やっぱり面白いので次も買います。

長々とお付き合いいただきありがとうございました。


作品タイトル あ行 |トラックバック(0) |コメント(0)

プロフィール

シカピ

Author:シカピ
数年前、とある美声にひと耳惚れし、
そのまま声フェチに、そして
ヤンデレに行き着きました。
同じ道を通った人、いますか?

真冬以外は年中花粉症です。

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